大学受験や資格試験で結果を出す/受かるタイプ・落ちるタイプ

B!

長期間勉強をしていても結果が出なくて困っています・・・

どうしたら結果が出るんでしょうか・・・

というお悩みを解決できる記事です。

・勉強で結果が出ない人

・大学受験で逆転したい人

・資格試験で最短で結果を出したい人

に役立つ記事です。

勉強の絶対時間を取っている

私の教え子に2タイプいます。

①めっちゃ勉強しているのに伸びない人

②勉強量が足りない人

後者②が受験や資格試験で成功することは非常に難しいと言えます。

特に多浪生は、この認識が甘い人が多いです。

仮面浪人生だと、アルバイトをしながら受かる人もいますが、それ以外の時間は猛烈に勉強しています。

理由は、現役生で優秀な人材が寸暇を惜しんで猛烈に勉強しているからです。

仮面浪人の方は、友達と遊ぶとか、サークル活動をするとか、まずやめましょう。

人生は、ある程度、層というかバブルというか、自分の生きる世界と他の世界とに壁があって、自分が別のステップに到達すると、それまで居た世界にいる人との付き合いが激減することがあります。

ですので、今いる環境の居心地が良くて、その仲間と一緒に時間を多く過ごしている間は、きっと同じ環境にずるずるといることになると思います。

絶対に志望校に合格したいとか、資格試験で結果を出したいという場合は、自分の人生とは違う方向性の方達とは一度縁を切って、次のステップに向けて、勉強に専念したほうがいいでしょう。

今一緒に仲良くしている人たちで、本当に一緒にいる価値のある人は、後々連絡を取って友人関係を再開することもありますから、惜しまず、自分の人生に専念するのも一つの手だと思います。

現役生って、実際どうなの?

現役生の追い上げについて、あまり理解していない人もいるので、説明しておきたいと思います。

現役生で優秀な人は、数学は高1や高2で全範囲を終えます。

あと、中学生の時点で終えている人もいますね。

(ちなみに、河野玄斗さんは小学3年で高校数学を終えていたとか・・・。まぁ、彼は宇宙人👽なので別種ですね)

英語も同様で、中3で速読英単語の上級編などをやっている人もいます。

英数のセンター試験の点数は、中3や高1の時点で9割を超えている人も少なくなく、高1くらいから大学入試の過去問をやっている人もいるわけです。

そういう優秀な人は、国語や社会も元々得意な人が多いです。

そんな人が理科を高2の途中か高3から一気に仕上げてくるという感じです。

つまり、高2終了時点で、

浪人生よりも英数が仕上がっている可能性が高い、

というのが味噌です。

なんなら高2でも合格できる人が結構いるのも事実です。

なのに、浪人生の中には、自分のほうが受験のことを知っていて、アドバンテージがあると思っている人がいます。

いえ、たいていの場合は違います。

かなりビハインドがあることのほうが多いです。

実際、浪人生は浪人する理由が少なからずあります。

勉強量が足りないことが多いです。

また、効率は良くても、勉強の絶対時間が不足している。

現役生や受かる浪人生は、ひたすら勉強しています。

御髪乱して、必死に勉強している人たちがいるのに、そこそこの勉強しかしていない人は、量で負けます。

標準問題を反射的に解ける

この点をしっかりと理解している人は少ないです。

「標準問題をゆっくりなら解ける」という理由で、自分ができると思っている人は落ちる典型です。

一般的な大学は、標準的な問題をミスなく素早く解ける能力を学生に求めていることが多いため、ゆっくり解いていたら時間切れで高得点を逃すからです。

英語もそうで、難しい英文を英文解釈できたとしても、入試標準レベルの英文を素早く読めなければ、合格点を確保できることは難しいと言えるでしょう。

先ほどの勉強の絶対量が足りない学生が不合格の最大の理由だとしてら、これが2番目の理由だと思います。

原因は復習不足

最大の原因は反復が足りないことだと思います。

英文解釈の問題だと、1つの英文を最初に学習する時点で数回読みましょう。

それから復習コツコツ積み重ね、20回ほどは読み込むイメージでいいと思います。

具体的な回数を決める必要はありませんが、どの部分を読んでもスラスラ読めるようにならないと、学習する意味はあまりないと思います。

数学もそうですが、特に英語は、新規の英文を読みたがる学生が多いです。

新規の英文を毎日読むことは大切なのですが、それ以前に、復習不足でしっかりとした基礎知識が身についていない学生さんが非常に多いです。

長文の問題集も同様です。

1回目に何度か読む。

それ以降に間隔を空けて、何度も読む。

本を1冊終えてから最初から復習というのは効率が悪いので、5項目進んだら一旦復習するなど、自分なりのルールを設けておくのがベターです。

くれぐれも最後まで終わってから復習するということをしないようにしましょう。

定期的に前に戻って読み返しておくのが大切です。

試験に合格するとか、目標点を突破するということはどういうことか

合格するにはどうしたらよいのか。

合格最低点に達していれば合格です。

つまり、入試の本番当日にできるだけ点数をもぎ取り、合格者の最低点を越えればいいだけの話です。

しかし、みんなが取れる問題を落としていると合格には程遠いと思います。

大学受験では特にそうですが、大学によって傾向がかなり違います。

東大に受かって慶應大学に落ちるということも多々あります。

難関校になればなるほどシビアな戦いになります。

対策をしっかりしておかないと、どうしてもライバルに差をつけられてしまいます。

ではどうすればいいのか。

出そうな範囲に特化し、傾向に合わせて勉強する

漫然と対策をしても仕方ありません。

自分で出そうな範囲を特定し、第一志望に特化した勉強をしないといけません。

自分で決めた範囲をカバーできるだけの問題量を計算します。

数学や理科はわかりやすいかと思います。

例えば「チャート」や「フォーカスゴールド」でしたらⅠA~Ⅲまでに、標準問題で1000問程度あります。

その中の分野を絞って対策することも出来ますし、逆に掲載されている問題で足りないのであれば、どの分野をどれぐらいプラスアルファして習得しなければならないのかを考えなければなりません。

参考書というのは、どうしても何かしらの分野が弱いことがあります。

自分で補強すべき分野に気づかないといけません。

こういったことを考えるのはプロに聞くのが早いのですが、難関校に合格したい場合は、ある程度は自分でも考えられないと合格は難しいと思います。

言われた通りにやっていれば良いという環境や状況はなかなかないと思います。

難関校入試には、

試行錯誤し工夫できる能力も大切

だと考えます。

そもそも自分で試行錯誤して工夫できる人材を大学教授は欲しいのですから、難関校受験になると、おんぶにだっこの学生が合格できることは少ないと思います。

問題を完璧にマスターする

範囲を絞ったら、それらの問題をマスターしなければなりません。

練習したことのある問題を完璧にするというのは、「見た瞬間に即座に答えられる」状態ということです。

時間をかければできるという程度だと、先ほども言いましたが、どうしても時間が足りなくなると思います。

大学受験ではスピードも非常に大切です。

弱点の発見には模試を効率よく使いましょう。

もしで間違った知識が自分が使っている参考書に載っていないこともあるかもしれません。

そのような場合は、他の本で補強をしないといけません。

数学や理科の場合は分野がしっかりと別れているので対策しやすいと思います。

英語の場合も長文が取れないのか、 英作文が取れないのかなどなど、ハイレベルになればなるほど対策はしやすいと思います。

英語は伸びるのに時間がかかるぞ!

英語の講師として注意してほしいのは、英語は成績が伸びるまで非常に時間がかかります。

舐めていると時間切れで終わります。

例えば、本番までに入試レベルの長文を200本ぐらいは読みたいのですが、本当に必要逆算して長文を読んで行かないと時間切れになってしまいます。

一つの長文を500文字くらいだと仮定すると、トータルで10万文字くらい

です。

ただ単に読んで解いただけではダメで、復習もしないといけません。

それを考えると、難関大学入試対策は一年では足りないと思います。

・基礎固めに、1~2年

・入試の長文を読み込むのに1年

という感じだと思います。

難関大学入試を突破するというのはそれだけ難しいということを覚えておいてください。

浪人したからといって受かるものでは全然ありません。

そもそも、浪人スタート時の基礎学力から10ヶ月で合格までに足りるかどうかなんてのは、本当に個人差があります。

例えば、私立の医学部受験だと2浪することが多いのですが、それはスタートの学力が低いため、講師側からすると「2浪する」とわかっていて授業をしている場合もあります。

スタートの時点で合格可能性がわかるんですね。

それを「逆転できると思い込んでいる」考えの甘い学生が多々いるのも私立医学受験生に多いのは否めません。

暗記から逃げている学生は受からない

これは声を大にして言いたいです。

声を大にして言いたいことが多すぎるのですが・・・笑

暗記に弱い学生は、英語や古文・漢文、社会などで点数が取れないため、受験に弱いタイプと言えます。

上に挙げた科目は、基本知識のほとんどがある程度は暗記で解決することができる科目です。

英文法や古文文法などは理解も必要ですが、理解すべきことはさほど多くなく、

「結局差がつくのは暗記事項」

ということが多いんです。

受験というのは、つべこべ言わず、ゴリゴリ覚えるのが得意な人ばかり受かっているイメージです。

意外と多いなあと思うのは、めちゃくちゃ理系ができる学生の中で、暗記科目が大嫌いというタイプです。

このようなタイプの人は、難関校入試を避けた方が良いと思います。

超ハイレベルな感じだと東大はやめて東工大にするという感じですが、今は昔と違って東工大の英語もけっこう難しいので、東工大に受かる人はまだ全然英語ができるイメージです

医学部受験だと、英語が苦手だとほとんど受からない

と言っていいのではないか、というぐらいに合格が難しくなります。

英語などは、ある程度は暗記で解決できてしまうので、やればやるほど伸びる科目です。

つまり努力科目と言えます。

努力ができるのも才能と言えるのかもしれませんが、

暗記という努力ができない人には難関校受験は厳しいものになると思っておいて間違いはない

と思います。

大学受験や資格試験の英語学習をして伸び悩む人って、どんなタイプが多いのかを説明している記事です。

・自称難関校志望者

・勉強量は多いけれど、成績があまり上がらない

・難関校志望や医学部志望の保護者の方

に役立つ記事となっております。

基礎の大切さがわかっていない

数学や理科はその分野を勉強すれば、その分野だけは極めやすい科目だと言えます。

例えば、二次関数だけを極めようと思えば、二次関数を極めることは可能です。

英語の場合も単元別の学習はできないことはありません。

例えば、仮定法だけを勉強して、仮定法だけを得意にすることは可能です。

しかし、実際の試験で仮定法だけが問われることはありません。

英語というのは、基礎の集合体で、何かしらの分野が抜けていると、 全然理解できないことが多々あります。

  • 英文法
  • 単語
  • 熟語
  • 語法
  • 英文解釈(英文法の応用)

これらが揃って初めて、英語の長文が読めるようになったなぁと感じられると思います。

逆に言うと、上記のどれかが欠けていると、正確に読めなかったりすることが多いわけです。

もちろん言語なので、単語さえわかればある程度の大意はわかる時はあります。

しかし、細かい部分を和訳をさせてみると、完全に誤訳していたりします。

ちなみに、最初のうちは恐ろしいぐらい誤訳します。

上記の基礎は、個々の勉強は非常に簡単です。

簡単だから舐めるんですね。

基礎をないがしろにする人が多いです。

なんとなくでしか覚えていない人が多いんです。

でも基礎は完璧じゃないといけないんです。

100回聞かれたら、100回正確に答えられないといけません。

「えーっと、こうでしたっけ?」

程度の基礎力では全く歯が立たないのが大学受験なのですが、その認識が甘い学生ばかりです。

保護者の皆様も覚えておいてください。

例えば、マーク模試で英語が100点とか120点とかだと、まず間違いなく難関校は受かりません。

マーク模試は基礎の集合体で、難しいものは出ないんですね。

9割180点は最低でも欲しいです。

難関校受験や私立医学部受験を確実にクリアしたいなら、基準となる点数です。

基礎こそが生命線だとぜひ理解しておいてください。

では、学校の定期テストで点数が取れているから大丈夫なのかというと、そういうわけではありません。

以下で説明したいと思います。

学校の定期テストで点数が取れてるからと言って大丈夫とは限らない

英語は恐ろしい科目で、自分の船が沈んでいることに気づかない科目です。

どういうことかというと、

 

高校二年生の終わりや高校三年生になって受験勉強を始めた時に初めて、手遅れだと気づく科目

 

といえばわかりやすいのではないでしょうか。

気づいた頃には、基礎が全然身についておらず、受験に間に合わないという感じです。

これはなぜかというと、学校の定期テストというのは範囲が決まっているので、その場その場ではちょっとしたテスト勉強をすれば試験にはクリアできてしまいます。

しかし、本質的な英語力が身についてない場合が多く、 大学受験に向けて、うまくスタートが切れないことが多々あります。

定期テストで満足していると、大学受験に失敗します。

これは間違いないです。

自分がかなり偏差値が高い進学校に通っていて、学年順位がかなり高いのであれば別です。

しかし、普通の偏差値の学校に通っていて、定期テストで高得点ではなく、平均点や赤点ギリギリなのであれば

、大学受験のための基礎が身に付いてることは少ないと思います。

大学受験というのは大学教授が大学の勉強に耐えられる学生が欲しくて問題を作っています。

大学というのは教養を学ぶところです。

なんとなく勉強してきた学生が欲しいと思って問題を作る大学教員はいません。

大学教員は学問のプロですから、優しい方が多いですが、学問に対しては非常に厳しい人が多いと思います。

自分が1つの学問を極めてきたのですか当たり前だと思います。

その学問のプロが作って問題に対応するには 、高校生と言えど、相当な勉強しないと大学受験には太刀打ちができません。

学校の実力テストは別ですが、範囲が決まっている定期テストが1くらいだとすると、難関大学受験は10億倍ぐらいです。

難しさが分かっていただけるでしょうか。

大学受験勉強を視野に入れて勉強するというのとても大切です。

学校ではもちろん教養というものを学ぶのが大切なのですが、大学に入りたい人のゴールというのは、大学受験ですよね。

ゴールを設定した上で勉強をした方が身に付きやすいです。

何のために勉強しているのか、どの大学に行きたいのか、そのためにはどれぐらい勉強をしないといけないのか、そういったことを把握した上で学校生活を送っていくだけでも、大きな差が生まれると思います。

単語を覚えられない・覚え方が悪い

単語の覚え方が悪い人はたくさんいます。

単語の覚え方は他の記事にまとめていますが、一回だけ見て覚えられる人は天才です。

とにかく回数を増やすのが大切です。

英語だけに限りませんが 、暗記物は何度も回数を繰り返すことによって、自然と覚えることが増えます。

しかし、繰り返しの回数が少ないと、どうしても覚えられる量が減ってしまいます。

そもそもほとんど繰り返して学習をしていないのに、自分は効率が悪いとか頭が悪いと思っていると方が多々いますが、いいえ、違います。

それはやり方が悪いです。

「何度も繰り返し読む」というのは非常に大きなポイントなので是非覚えてください。

例えば、単語集ですが、1単語1秒でいいので、覚えたいと思ってる範囲を一気に読みます。

仮に100語としておきましょう。

発音を確認しないといけないので、最初は少し時間がかかるかもしれません。

ある程度英語に慣れてる人は、1単語1秒で読んでいけば、ページをめくる時間を加えても、おおよそ2、3分で読み終わると思います。

それを10周しても、20-30分で終わります。

大学受験の単語集はだいたい2000個ぐらいの単語が載っています。

1日100個覚えるだけで1ヶ月もあれば十分復習も合わせて終わります。

もちろん10周したからと言って全部は覚えてはいないと思いますが、半分でも記憶に残っていれば1月で1000個の単語覚えたことになりますから、十分だと思います。

残りの1000個は次の月に思えばいいわけです。

TOEFLやIELTSでも、4,000個くらいの単語が掲載されています。

4000個でも上記の方法で目を通すだけでしたら1ヶ月もあれば、すべての単語に目を通すことは可能です。

英語というのはシンプルに言うと、そもそもが語学なので、単語がある程度分かるだけでだいぶやる気が変わります。

文法がわからなくてもざっくりな大意はわかりますし、英文法などの勉強をしていても単語でつまづくことがなくなるため、勉強の効率が上がります。

単語は最初のうちに一気に覚えるべきです。

英語で伸び悩んでる人はだいたい単語覚えていない人がほとんどです。

結局、最終的には知識の多さで決着がつく科目なので、覚えたもん勝ちです。

それであれば最初から暗記ものを終わらせておく方が効率が良いはずです。

しかし、単語の暗記をちゃんと終わらせる人は非常に少ないです。

単語の暗記をちゃんと終わらせる人が少ないと

試験で結果を出すというのは大変ですが、ぜひ早めに対策を始めて、試行錯誤できる時間を確保してくださいね^^

あと、英語の勉強法については以下の記事にまとめてありますので、ぜひご参考くださいね!

高校中退でも独学で英語を話せるようになった僕が伝えたいこと

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