ドランゴンイングリッシュなどの英作文の例文を丸暗記するのは意味がありますか?
という質問にお答えしたいと思います
パーツの暗記が大切
英作文は丸暗記するというよりも、それぞれのパーツを暗記して、単語を交換して使いまわしができます。
例えば、
- It would be dangerous to V
- It would be necessary to V
- It would be easy to V
つまり、
It would be 形容詞 = 仮にVすると~だ。
などのように、パーツを覚えておくと単語を交換して使いまわせますよね?
丸暗記はあまりおすすめしませんが、丸暗記しても同じ効果は見込めますし、パーツを意識する暗記でも丸暗記でも100本くらいを確認して頭に入れておくのは受験生としてはオーバーワークでは全くないと思います。
また、英作文の例を日本語を見たら正確に10本しか書けない人と、10,000本書ける人なら、どちらが学力が高いのかはわかるはずです。1000本となるとオーバーワークですが、100本なら他の科目を考えてもちょうどいいのでは?という趣旨で100本にしているのだと思います。
丸暗記は解答速度を高めるため
また、覚えるまで反復するのは、本番は時間が無いのでぱっと出てくる状態にすることを意識したものではないでしょうか。スピードが必要だから暗記するだけで、時間が無制限なら多くの人はその場で考えて答えを作るかもしれません。
しかし、試験というのは基本的に時間に追われるわけですから、覚えてしまってパッと言えるようにしたほうが良いことも多々あるはずです。
パーツを意識して覚えることがより大切ですが、100本程度なら丸暗記しても大きな害はないはずです。100本程度なら暗記自体はすぐ終わるはずですし、どうせすぐ忘れるので、どのみち反復がメインになるはずです。
恐らくこのようなことを考える時間に何本かを暗記はできるはずなので、さっさと覚えてから後で効用を考えればいいですし、あとでパーツを意識し始めて暗記し直すのでもいいわけです。
英語なんてのは最終的には知識科目ですから、そういう割り切ったスタイルの受験生が勝ちます。