留学について調べることが多かったので気づいたことをシェアいたします。
英語圏である必要はない
まず、留学は英語圏である必要はなく、格安で英語だけで運営される学位取得プログラムは世界各国にたくさんあるということが1点。
そして、そこにはネイティブの留学生も多くいます。
お金があるなら英語圏に行けばいいが、東南アジアやヨーロッパでも十分に英語環境は手に入るということは、ぜひ頭の片隅にでも入れておいてください。
そして、日本の大学に通うより安いことも多々あります。日本の大学は既に国立でもかなり学費が高騰しており、実家から通うなら悪くありませんが、そうではない場合は海外大も視野に入れても何ら問題ではない状況です。
特に、偏差値低めの私立に行くよりも海外大を卒業するほうが、今後の日本の将来を考えると費用対効果は高いと考えます。
例えば、私立大学は年間100万円くらいかかりますが、家賃や食費などの生活費も入れると、年に150~200万ほどはかかるのではないでしょうか。つまり、年間で計250-300万円で、4年で1000~1200万円です。
偏差値が低い大学の場合、そこまで払う価値があるのか。そして、そのためにアルバイトをしないといけないような家庭環境の人には、そういった大学には進学を全くオススメしません。
アルバイトをする時間が勉強をしたり、他のことに時間を投資できるからです。
例えば、東南アジアですと、年間の学費が20万程度の国も未だにあります。生活費を合わせても年間で100万円程で行ける大学は探せばまだまだあります。しかも授業は英語です。
ヨーロッパでは返済不要の給付奨学金が出る大学もたくさんあります。
日本は経済的には確実に沈没するわけですから、英語やITスキルを駆使して国外脱出できるように準備しておくべきです。そういった面で考えても、安くて、借金を抱えること無しに、英語や現地語習得にも役に立ち、グルーバルに働ける環境に身を置いた方がいいはずです。
こういったことを考えると安い海外大進学は現実的だと考えます。
留学先の客観的な選び方
1年ではあまり学力の変化が無いので、ある程度長期で考えるのがおすすめです。
お金がある人は好きなようにすればいいのですが、もし資金が限られている人は以下を参考にしてみてください。
- 目的(理由)
- スタート時点で必要な学力
- 目標/ゴール(出口)
- どれくらいの期間が必要か
- お金はどれくらいかかるか
①目的(理由)
英語力を上げたいという目的の場合、1年だけの留学はおすすめしません。
また、語学学校もおすすめしません。
語学は超ハードな環境じゃないと身につかないからです。
②スタート時点で必要な学力
どの大学に留学するにもある程度の学力を日本で身につけてからのほうが、留年して帰国ということを避けられるでしょう。
TOEFL 81 ~
IELTS 6.5 ~
※こちらのサイトを参考にしています。
このスタート地点が結構大変で時間がかかります。時間がかかることが分かっているからこそ、長期での留学の方が目標を達成できるわけです。
③目標/ゴール(出口)
卒業時に、
「外資系企業などで英語で仕事ができる」とします。
④どれくらいの期間が必要か
現時点でそこまで学力が無いのであれば、3~4年は最低でも欲しいです。
となると、やはり安くて長く居れる国を選択すべきです。