先日、以下のようなTweetをしました。
大学受験英語は毎日の英単語の暗記はマストです。文法、派生語、語法や熟語など、暗記事項は1万を優に超えるので、1日30個くらいは何かしら新規のことを覚ていないと落ちます。例えば「今日は英文解釈を3例題解いただけ」とかだと難関大合格には量が足りていません。セルフチェックとして。
— 野村勇介@英語勉強法.jp (@YSK_NMR) June 28, 2020
という内容です。深堀していきたいと思います。
大学受験英語は暗記をしない人は成績が伸びない
「暗記不要」という意味は、暗記をしなくていいという意味ではありません。
無駄に丸暗記する必要はないですよ、つまり、もっと覚えやすい方法あるよ、理屈で暗記量を減らせるよ、という意味です。
それはぜひ取り入れるべきです。
しかし、現実問題、大学受験英語というのは暗記すべき事項だけで10,000以上あります。
英文法は「理解して→暗記」ですが、どの総合英語を手に取っても基本例文は900本くらいはあります。
それを軸として、周辺知識が倍以上ありますから、英文法だけでも覚えるべきことは3,000くらいです。
英単語は大学受験では、派生語も合わせると共通テストで6,000個くらい。
二次試験では9,000個くらい覚えると成績が安定してきます。
これは英語を専門としている人なら誰でも知っている事実です。
つまり、英語力ゼロの人が大逆転合格を狙うとすると、毎日30-40個の暗記をしないと間に合いません。
かつ覚えれば覚えるほど、復習をしないとどんどん忘れていきます。復習も毎日していかなければいけません。
〇〇だけして満足している人は落ちる
大学入試で落ちるタイプの人は、英語だと、
・今日は英文解釈を5本読んだ
のような人です。これに当てはまる場合は落ちると思ってください。
私の塾では「毎日一定の時間、必ず長文やリスニング学習をしなさい」と伝えています。
例えば、夏以降は1日1時間は必ずぶっ続けで長文を読むべきですし、リスニングも30分ほどは集中してしたほうがよいでしょう。
リスニングは移動中にシャドーイングをすることをおすすめします。
毎日読んで聴いていないと、読解速度が落ちます。
読解速度が落ちると、大学入試の英語では高得点が取れません。
これを実践している受験生としていない受験生では英語力に大きな差があります。
もし知らなかったら、自分のレベルに合ったものでいいので、すぐに始めましょう。
特に医学部受験の人で、上記を知らない、実践していない人はアウトだと思います。
では、今日も頑張って行きましょう。