9月ですね。予備校の後期が始まりました。

さて、以下の人は残念ながら状況としてはかなり厳しいです。

こんな人は伸び悩む
・予備校のテキストが難し過ぎて全然わからない
・英文の構造が取れない
・予備校のテキスト以外に何も読んでいない

この3つを深堀していきましょう。

予備校のテキストが難し過ぎる

予備校のテキストが難しいのは当然です。

後期は特に難しいです。これは普通です。二次試験や私大入試に合わせて作っているからです。

語彙力は足りていないけど、構造は取れるし、授業で教えてもらえれば理解はできるな・・・という人はどうにかなると思います。

復習の回数を2、3倍、いや、もっともっと増やしましょう。

ちなみに、予備校のテキストの英文を読み込む回数は100回くらいでも全然損はありません。

英文を覚えてしまうくらいやり込むのは大切です。

一方で、授業を聞いても理解できない人は、残念ながらさっさと諦めて、原因究明を一刻も早くしましょう。

以下に続きます。

英文の構造が取れていないかも

もし授業を聞いても全然理解できない場合は、原因があるはずなので、原因究明を急ぎましょう。

予備校の授業がわからない理由は?
  • 語彙力不足?(調べればわかるはずなので、たぶんこれではない)
  • 構造が取れない
  • 構造が取れないから大意しかわからない
  • 構造の理解が浅過ぎて細部が読めない
  • そもそも単語の品詞をちゃんと覚えていない

もし上記かもと思った場合は、英語の得意な人に相談するか、英語のプロ講師に相談しましょう。

予備校では、システム上、個別対応はそこまでしてもらえないと思うのですが、できるだけ予備校にどうにかしてもらいつつ、どうにもならないなと思ったら、さっさと個別指導してくれるいい先生を探して原因を解明してもらいましょう。

以下が大切なので、必ず覚えて下さい。

予備校や塾ではなく、いい先生を探すことです。

有名な塾や予備校に行けば伸びるとは限りません。その思考が伸びない原因の1つです。

いい先生にであるかが大切です。それが大手予備校かもしれないし、中小塾かもしれません。

規模は関係がありません。伸びることこそが大切なのです。

また、予備校のクラス担任などに相談しても無駄です。

英語に限らず、その科目を教えてくれている講師に必ず相談しないといけません。担任などは進路相談程度しかできませんし、そもそも英語のプロではありませんから原因究明の役には立ちません。

英語も他の科目も、勉強というのは原因さえわかれば伸ばすことはできます。

しかし、原因がわからないと「そもそもこの勉強を続けていて大丈夫なのだろうか・・・」と疑心暗鬼になり、どんどん英語の勉強時間が減ってしまう可能性もあります。その状態が一番まずいです。暗黒期のようなものです。

予備校のテキスト以外に何も読んでいない

もう一点ですが、予備校の英語のテキストは分量が足りません。

質は非常に高いのですが、圧倒的に量が足りません。

特に長文やリスニングは精読・精聴をベースにしつつも、ある程度量をこなすことで語彙力がつき、また問題を解くこと自体に慣れるため、点数が上がる側面もあります。

特に、適当にたくさんやるのではなく、丁寧にたくさん読むことは大切です。

予備校のテキストは100周くらいしますが、例えば、「多読用に、これは一回しか読んでいないけど、とにかく大量に読んだ」というのは語学学習として必要なプロセスの1つです。

多読だけでは細かい部分が読めず伸び悩みますが、精読だけでも伸びるまでに物凄い時間を要します。

よって、

「精読+超簡単な英文でもいいので多読」

この2つを組み合わせて学習すべきです。

 

「予備校のテキストだけで受かりますか?」という質問に対して、答えは「受かりません。」です。

 

鉄緑会のように膨大な量を課す場合は、それだけ徹底していても合格点に達します。

しかし、通常の予備校が課す量では、特に長文が足りません。

 

では、今日も頑張って行きましょう。

Twitterでフォローしよう