大岩先生の新刊が出ました。
大岩のいちばんはじめの英文法とほとんど同じように見えます。
中学英語をはじめからていねいに
VS
大岩のいちばんはじめの英文法
どっち使う!?
ということで、解説をしたいと思います。
もくじ
動画
結論
・初心者は新しい方を使った方がいい
いいところをざっくり
①応用事項を一部削られて学習がしやすくなり、定着がしやすくなった。
→ いくらわかりやすくても、学習内容が多過ぎるとキャパオーバーになるので、絞ってあった方が学習初期はメリットが大きい
②初心者向けの解説が一部充実した
→ より解説がわかりやすい部分が増えた
いいところを詳しく
◼︎削減/削除された項目
・仮定法(減)
・比較(減)
・分詞構文(削除)
・関係副詞(削除)
◼︎単語の変化形がまとまった
名詞・動詞・形容詞の変化まとめが1つに合体した。以前はバラバラだったが、使いやすくなった。
◼︎5文型が充実
最初から自動詞他動詞に入るのではなく、とっつきやすい語順から解説が始まるようになった。
◼︎接続詞が充実
読解に超大切な接続詞がほとんど全て解説されている(等位接続詞・副詞節・名詞節)
以前は分詞構文に組み込まれていた。
ほんのちょっとしか載っていなかった接続詞が3章分も増えている
かなり充実・しかも接続詞の一覧が覚えやすいレイアウトになっている
◼︎特別講義
特別講義(形容詞のカタマリ)という部分がかなりわかりやすい。知識の整理になる。
◼︎読解練習がついた
・構造解説がかなり詳しい
・予備校の授業っぽい内容
・長文の復習方が書かれている
◼︎暗記用の単語やフレーズが充実
・合計1400語
・これを覚えるだけでかなりレベルが上がる
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日常生活語彙 195語
セットで覚える名詞274語
重要な単語600語
重要な熟語300語
超基本的な会話表現65文
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◼︎表表紙と裏表紙が便利
・アルファベットの書き方
・発音記号表
◼︎音声がついた
QRコードで読み込むことができます。
◼︎暗記がしやすい
暗記事項が左と右に分かれているので、暗記や確認、瞬間英作文的な訓練がしやすい
悪いところ
・前置詞の詳しい解説や章がないので補充する必要がある。これはいちばんはじめの英文法と同様。
→ マンガでわかる前置詞の前半がおすすめ(黄色の応用部分は後回しでOK)
・関係副詞がなくなった
これはあってもいいかなと思う
並行して使うべき本
・大岩は理解用+単語の暗記用として
・辞書的・ドリル的・知識の整理として並行すべき本があったほうがいい
◼︎参考書+ドリル
・チャート式中学英語1・2・3年(動画あり)
+ 準拠ドリル
◼︎知識の整理用
・中学英文法Fine
・くもんのSUPER STEP中学英文法
◼︎その他の理解本
・中1/2/3英語が面白いほどわかる本