※11/17に一部訂正をしました
2021.10月の本試に出た単語が、旺文社の『準1 でる順パス単 5訂版 』で、どれくらいカバーされているかを調べました。
5訂版は、2021年6月28日に新しく改定された最新版のパス単です。
準1級パス単が大問1でカバーしている単語
左の数字は英検の大問1の番号、右側はパス単の単語番号です。
- outweigh 1124
- spacious 582
- circulation 730
- fanatical 掲載なし
- sturdily 866 (sturdy*で掲載)
- nurture 掲載なし(*1級パス単1712)
- emission 147
- remote 380
- faint 1490
- clarity 掲載なし(*1級パス単766)
- dip 掲載なし
- habitual 掲載なし(*habitが2級パス単に)
- vain 1744 (*in vainで掲載)
- rational 1092(*irrationalで掲載)
- faculty 1353
- sustain 1126
- rotating 1006
- impulse 1565
- trespassing 1431
- outsmart 掲載なし
- weary 869
- plunge into 掲載なし
- die down 1671
- call off 1639
- live on 掲載なし (*2級に掲載あり)
13番は、in vainを知っていても解けるかどうか微妙な問題かなと思います。
カバー率は?
結果は、なんと、
- 17/25単語が掲載あり
- 8/25単語が掲載なし
でした。
カバー率は68%ということになります。
え、低くない?と思う方もいるかもしれません。
しかし、掲載なしの語彙は、ほとんどが基本的な単語で、難語彙ではありません。
今回は『準1級のパス単』のみで確認しました。
『2級のパス単』も合わせるとカバー率がきっと上がると思いますので、明日以降にまた調べて掲載いたします。
推測ですが、2級のパス単を使い、その後に準1パス単という感じで、連続してパス単シリーズを使うことでカバー率が上がるのではないか?と考えていますが、今日は手元に2級のパス単がないので、答え合わせは明日以降となります。
乞うご期待ください。
追記:パス単2級も合わせたカバー率は?
2級のパス単も調べてみました。上記の単語リストにも追記しておきました。
私の予想とは真逆で(笑)、2級の掲載単語は、なんと・・・2つだけでした。
いかに人間の物事に対する記憶や印象が曖昧なのかわかりますね。
さて、2級と準1級のパス単を完璧にすると、
- 19/25単語が掲載あり
- 6/25単語が掲載なし
76%のカバー率ということになります。
パス単は掲載単語が簡単になって、「大学受験には使えない・・・」という批判が多かったのですが、英検の大問1でのカバー率もけっこう下がっていますね。
推測するに、長文により合わせて作った単語集なのかもしれません。これもまたリサーチが必要です。
再予想
となると、これまた予想ですが(また外すのか笑)、大問1は英検1級の出る度Aの英単語をあたりから多く出題されていることになりそうです。
まだ、予想の段階ですが、パス単1級も買ってやらないといけないとなると、割と出費が多いですね・・・。
明日(11/18)、英検1級のパス単も合わせて検証してみたいと思います。
追記②
1級のパス単も見てみました!
2級と準1級と1級のパス単(3冊)を完璧にすると、
- 21/25単語が掲載あり
- 4/25単語が掲載なし
84%のカバー率ということになります。