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概要

読解速度を下げている原因を把握でき、また、それを克服できる本です。

レベル・対象

・共通テスト+α

・共通テストとほぼ同レベルの英文

・到達点はそれよりも若干高め

・本気で英文読解を克服したい人におすすめ

・基本的な英文法と単語をある程度網羅している人が対象

レイアウト

11長文

204~560 Wordsで、語彙数の順に、徐々に長くなっています。

 

STEP1:単語リストで確認

STEP2:時間を測定しながら読解、読解速度の記録

STEP3:理解度チェック

STEP4:精読や解説

 

特徴

・読解力を上げることを主眼に作られた本という印象

・英文の構造解説はかなり詳しい本

・単語の解説もこれでもかというくらい付いているので、自分で調べる必要がありません

・白文が付いている(

 

・普通の英語長文と違い、まず単語のまとめがあり、そこで下知識を入れることができる

ほとんどの受験生は単語不足で正確に読めないので、通常の英語学習では単語の品詞、文法、構文(構造把握)を固める必要があり、問題演習は正直全然要らない。

著者の山添先生が本の中でも書かれていますが、長文中の95-98%の単語がわからないと、内容理解ができなくなる可能性が高いというデータがあります。

つまり、500語の長文の3%とすると、たったの15単語です。たったの15語でかなり読みにくくなる可能性がある。

裏を返せば、ほぼ全ての受験生は単語を毎日しっかり覚えないとダメだということになります。

その点で、長文を読む前にまずは単語を確認するという、この本の学習プロセスは英語学習の王道を行く仕組みになっています。しかし、実はなんと学習参考書には類書がほとんどありません。

ちなみにですが、私の塾では偏差値が70くらいに行くまで問題をほとんど解きません。ひたすら一緒に精読をするだけです。それでも成績が上がるのは、基盤となる英語力を上げることに時間を注いでいるからです。

 

・本書の特徴をぜひ読んでほしい

多くの方が「速読の方法」を気にするが、「速読を妨げているもの」が解説されています。意外とこういう解説が書かれている本はありません。著者の英語指導の真摯な姿勢が伝わってきます。

 

・読解速度を計測でき、客観的に読むのが早いのか、遅いのかを把握できます。つまり、長文をむやみに繰り返したりすることがなくなります。繰り返しは大切ですが、新規の英文を読んでいくのも大切なので、基準として読解速度を把握できるのはとても便利だと言えます。色々と画期的な本です。

QRコードで専用サイトに飛べます。かなり便利です。

同じページで音声も聞けます・

・音声ページも別にあり、ダウンロードも可能です。

・速度の変更ができ、130, 150, 180, 210 wpmと、4段階に変速可能です

これらは記録欄が設けられています。章毎と、1~11章の一覧が本の前半にあります。評論や叙述など、英文のスタイルも併記されているので、どういった英文のスタイルが苦手なのかを把握できるようになっています。

 

・複数回出題された英文

・原典をそのまま利用している

・出典についての情報がしっかり掲載されており、興味を持った英文を読みたい人にも嬉しい情報が掲載されています。

・コラムが充実していて、補足的な文法知識や先ほど言った英文スタイルなどが細かく分類されています

ルート

単語

・共通テストレベルの英単語帳を1冊

読解

・読解のための英文法

・基本はここだ

・高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。

あたりをやっておくといいと思います。

最後に

いいねとチャンネル登録をよろしくお願いいたします。

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