私は、個別指導は高いとは思いません。
もちろん、安くはありませんが、価値というのは他人ではなく、ご自身で決めるものです。
私が「高くはない」という理由は二点あります。
リターンの大きさは、以下のTweetで端的に説明しています。
何かの勉強に例えば300万円使ったとして、年収が150万上がれば2年で回収だし、300万上がれば1年で回収できます。回収プランが明確で確実なら自己投資は大切。
— 野村勇介 (@YSK_NMR) September 22, 2020
こういった視点はとても大切です。
私が以前所属していた医学部予備校の個別指導は学年に関係なく1時間12,000円で、私の塾よりはかなり高いです。
こういった出費を「点」だけで考えれば、もちろん非常に高いです。
しかし、学歴や資格というのは一生モノです。
人生を通しての看板となります。
多くの保護者の方々がお子さんのために教育にお金を使う理由は、お子さんの生涯賃金が変わってくるからです。
例えば、英語ができる人の年収は、年間で100万、200万ではなく、500万や1000万円以上変わることもあります。
英語の場合、もし医学部受験が仮に失敗したとしても、英語習得のメリットだけを考えてもリターンは大きいです。
もちろん、海外大へ留学し、英語を習得するという荒行も可能です。
しかし、アメリカの都市部での留学は年間500万円と言われています。4年間で2,000万円です。
お子さんが海外で一人で暮らす、つまり、米国などの銃社会で暮らすといった物理的なリスクもあります。
海外留学はリターンも大きいですが、金銭的、安全面でのデメリットは同時にあります。
金銭的な投資額を考えると、英語塾のほうが圧倒的にコストは低いはずです。
もちろん、英語塾に通わせるリスクもあります。それは、思ったほどの結果が出ないことがリスクです。
メリット・デメリットを比較し、ベストな投資を行うというのは大切です。
私個人の意見としては、学習の最短ルートを示してくれる個別指導は、いい先生さえ見つければ、長期的な視点で考えると非常に有利な投資だと考えます。