非常にバランスよく学べる本が出ました。
全てネイティブが書いた英文です。内容にかぶりはありません。
もくじ
動画で解説
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標準編
税込1,100円
発展編
税込1,100円
レベル・似ている本・対象
・基本的には高1、高2くらいにおすすめ
・受験生で、国語や教養的知識があまり得意ではない人、単語を強化したい人
・リーディング、ライティング、リスニングなど、総合的な英語力を上げたい人
・英作文の訓練をしたい人
・先日、紹介した『ふしぎ事象事典』
・「確証バイアス」や「プラシーボ効果」についても載っていたので、『ふしぎ事象事典』はやはり買いです
・大学入試問題正解の100字要約
音声
・無料ダウンロード
・短文と長文の音声がそれぞれ別にある
・他の本と同じページからダウンロード(『リスニングの素』とか『丸暗記ゼロのイディオムマスター』とか)※出版社の公式ページからたどれるのでリンクを貼っておきます(もし不都合なら外します)
レイアウト
全体的
☆5
・非常に見やすい。素晴らしい
・3Part構成、10のジャンル、30トピック
・Part1 人間(教育・心理、健康・医学、思想・人生、言語・コミュニケーション)
・Part2 社会(IT・テクノロジー、社会・経済、文化・歴史、国際・グローバル)
・Part3 自然(環境・エネルギー、生命・化学)
・Part毎の最初に、ジャンル毎の解説がある
・つまり、計10ジャンルの解説がある
・1~30の30個のトピック
詳細
標準編
・Warm-upで、短文を使ってキーワードを学べる(単語は与えられていて選択式)
・Input1で、長文を読んでトピックと頻出語彙を学べる
・ポイントで構文解説がされている
・Input2で、聞き取り訓練
・Output1で、英作文
・Output2で、Input1の長文の和訳を使った『日→英訓練』ができる
・巻末に、
発展編
・Warm-upで、短文を使ってキーワードを学べる(英文が与えられていて、ターゲットとなる単語のみの和訳)
・Input1で、長文を読んでトピックと頻出語彙を学び、Qが2~3個付いている(itは何か、具体例は何か、説明せよとか)
・ポイントで構文解説がされている
・Review(標準編にはない)で、ターゲットとなる語彙の英訳訓練(日→英)
・Input2で、聞き取り訓練
・Output1で、英作文
・Output2で、Input1の長文の和訳を使った『日→英訓練』ができる
特徴・内容
・どちらも同じ30テーマで、掲載されている英文は、標準編が100文字程度で、発展編は100-150文字程度
・負担はかなり少ない
・本にも『全部読む必要はなく、好きなところ、苦手そうなところをまず読んで』的なことが書かれている
・標準と発展ではテーマは同じだが、掲載されている英文は違う
・つまり、60個の頻出の内容が載っている感じ
・単語力、作文力、リスニング力などを強化できるので、全体的な英語力を底上げする内容
・全部はやる必要はないと思う
・意外かもだが、単語力が上がる
・実際に書けるようになる
・「語彙のヒント」で頻出表現の暗記チェックができる、かつしやすいレイアウト
・次にやるべきことが巻末に解説されている
ルート
・ルートに組み込むというよりは、追加教材
・時間がない受験生は1日1つ、知らないだろうと思われる部分をつぶす
・中高生は、週に1つ英文を完全理解して、英文を日英できるようにし、リスニングできるようにする
使い方
・本に書いてある通りに読んで勉強していけばOKな本、使いやすい
・全部を読む必要はなくて、苦手なそうなところからつぶしたほうがいい。
・ネイティブが書いた英文なので丸々暗記してもいいかなと思う
・よって、中3や高1くらいから週に1つくらい暗記してもらうかも
注意点とその他
・文は短いので、本格的な長文問題集として使うのはちょっと違いかなと思う
・長文の前の入りとか、トピックに慣れたいけど時間がない人が時短するための本って感じ
次にレビュー予定の本
コスモピアのSDGsの本か、英文熟考