細部までしっかり読めるようにしたい方におすすめの本。

英文の本来の読み方がわかる本です。

この本を読めば、大半の人が「曖昧な部分を読み飛ばして」読んでいたことが実感できると思います。

圧倒的な良書で、今まで出た英文解釈本とは異次元の本と言えるのではないでしょうか。

今後も大学の先生が書いた受験生向けの本が、どんどん出て欲しいです。

動画で解説

↓総合英語の話はこちら↓

Amazon

『英文解釈のテオリア』

1650円(税込み)

223ページ

著者 倉林秀男さんの他の本

『ヘミングウェイで学ぶ英文法』

『ヘミングウェイで学ぶ英文法2』

『オスカー・ワイルドで学ぶ英文法』

似ている本

『入門英文問題精講』

『英文解釈クラシック』

比較

入門英文問題精講

・176ページ + 別冊79ページ

・英文法の基本講義14個

・メインが5章

・英文72題

・見開き1枚で、1例題を解説

英文解釈クラシック

・209ページ

・3章

・16英文+18項目の演習問題(43英文)

・図解がかなり詳しい

英文解釈のテオリア

・223ページ

・10章

・48英文

・見開き2枚(計4ページ)で、1英文を解説(前半1枚が基礎英文法講義、後半1枚が英文の解説)

問題数

・10章立て、48英文(48題)

・難易度表示がある☆~☆☆☆

34題
☆☆ 11題
☆☆☆ 3題
48題

・読書案内が5つ

・英語学習のTIPSが5つ

レベル

総合

・上記2冊よりもテオリアのほうがさらに解説が詳しい。

・レベルとしては、英文法解説はテオリアが一番丁寧で易しい。

 

・例題のレベルは、

入門英文精講<テオリア<クラシック

という感じ。

 

・テオリアのほうが難しい部分も含まれているが、クラシックは長文に近いので量を考えるとクラシックが総合的には難しい。

構文

・テオリアは構文が難しいという本ではない。

・取り扱っている英文法だけで考えば、一番入門と言える。

 

・構文だけで考えれば、

テオリア<入門英文精講<クラシック

という感じになる。

訳しにくさ

入門英文精講<テオリア<クラシック

クラシックとテオリアは対象の層が違うので、正直なところ、比較対象としてはおかしいので比べる必要はないが、一応こうしておきます。

入門英文問題精講のほうが構文は難しいけども、テオリアのほうが読めない、訳せない英文が多いと思います。

音声

①ナチュラルスピード

②ハイスピード

の2種類が用意されている。

 

①を中心に活用すればよい。慣れてきたら②を活用する。

 

覚えるまで繰り返すといいでしょう。

レイアウト

見開き2枚構成

1枚目

・英文と設問

・文法解説

・設問の解説

・和訳(たまに次のページにある)

2枚目

・英文を1文ずつ解説(これが超詳しい)

・英文が1文ずつ【再掲載+解説+和訳】

その他

・図解は並列などが難しい部分のみ(解説が詳しいので十分に文字だけでも解決できる)

・その前に

・ちなみに

・さらに

などが所々にある。

特徴・内容

・文学作品、大学入試、大統領、スティーブ・ジョブズのスピーチなど多種多様

・私が動画でよくおすすめしたり、解説したりするVOAの英文が問題に&勉強用のサイトとしておすすめされている

・総合英語を読んでいるような感覚になる

・英文法を基礎から学べる

・扱っている英文法自体は入門

・例題となっている各英文がかなり難しい

・名詞構文の解説がかなり多い

・所々で得られる知識は上級者向け

・最初がオスカー・ワイルド、最後がヘミングウェイでになっている(文学への誘いを感じられる)

対象

・英語ガチ勢

・英語をじっくり味わいたい人

・社会人でも使うべき本

・難関大のための入門という感じ

・理解が曖昧な部分を無くしたい人、より深く理解したい人

・文学部に行きたい人

・時間のある受験生、高2以下

使い方

・何度も繰り返し読み通す

・わかった部分は飛ばしてもOK

・音声を使う、音読、黙読、日→英

ルート

大学受験生

肘井読解のための英文法(紫)

→ 入門英文問題精講

→ 英文解釈のテオリア

という流れがおすすめ。

時間のある人はさらに英文解釈クラシックをやるといいかも。

ただし、構文の網羅性がやや足りないかもしれないので、理想を言えば、英文熟考の上下も入門英文問題精講のあとにやっておきたいところ。

社会人の人や英文学が好きな人

ヘミングウェイで学ぶ英文法、オスカー・ワイルドで学ぶ英文法などを読み込みましょう。

英文解体新書もいいですね。

さらに、行方昭夫さんの本を読んだり、研究社のシリーズを読んだりするのがおすすめ。

勝手な推測

全部読み切ってみて、『英文解釈のテオリア』には続編があるのではないかと、個人的には感じました。続編があるのでれば、ルートに確実に入って来る本だと思います。

注意点とその他

他書との違い

『肘井読解のための英文法』

・構文解説がメインで、なぜそうなるのか、どう考えるべきかなどはほとんど省かれている

・とりあえず、ざっとでもいいから読めるようにしたい人向け

・時間の無い人向け

・要は構文集

・根本的な理解を養うのは難しいので、類題集として使うのがベストか

・難関大編は最新の入試問題から持ってきているものが多いので、やはり、類題集的な追加演習としてはおすすめ

『英文熟考 上・下』

『英文熟考』シリーズは、『読解のための英文法』よりは解説がかなり詳しくコンセプトとしてテオリア寄りだが、紙面の都合上、あと少し古めの本なので、レイアウトの都合上、『入門英文問題精講』より解説がやや薄い。

構文解説をより小さい文字にして、単語を別冊に移すなど、改訂するとたぶんもっとわかりやすくなるはず。

よって、紙面の都合上、解説が素晴らしいが情報量が限られており、上下とも構文理解と把握が中心。

しかし、それでもその少ない解説が絶妙で、なぜそう読むべきなのかがわかるようになる神書である。

徹底して同じことが何度も出て来るので、本当に読めるようになりたい人は竹岡さんのシリーズは外せない。

ざっとまとめると、

・構文が難しい英文を読めるようにしたい人

・サクッと偏差値を上げたい人

・構文や読むための文法事項の網羅性を上げたい人

などにおすすめ。

なんだかんだ、【入門英文→英文熟考 上下】が、今のところの鉄板ルートと言えると思います。

さらに上位レベルの人は原則125やクラシックに接続可能なところも魅力的です。

次にレビュー予定の本

・やはり英文熟考か

・短文で覚える中学英単語1900

・語学マニアが教える!コスパ最強の英語学習法

・それわ英語ぢゃないだら

・教養で読み解く英語長文

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